2011年8月17日水曜日

送り火

お盆が終わりました。
昨日の朝、容三さんの魂は、また天へと昇っていきました。 
一昨日の夜は お盆最後の夜で、地区では盆踊りをしてくれました。
そして、仲間達がたくさん、家に集まってくれました。        





13・14・15日と たくさんの方達が お参りに来て下さいました。
   私は畑に出ることなく(出る時間がない位、次から次にお参りにきます)、容三さんの仏壇のそばで、お客さんと容三さんを偲び、おしゃべりをして、過ごしました。   

初盆は 今年、天に昇った魂が 初めて 家に帰ってきます。  
地区の方は「寂しいお盆となりました」 と挨拶されます。  
そして、今はどの様な生活をしているかを話したりします。

この3日間は、姿は見えないけれど、容三さんと共に過ごしている
 感覚がありました。    

一昨日の夜は 仲間達とみんなで 送り火 を焚いて 容三さんを 
お見送りしました。 







 
一人一人、松を置いてお祈りしました。 私も最後に置きました。
「容三さん、気をつけて天に帰ってね! また来年ね!」  

燃えていく火を見ながら、また涙が溢れてしまったけれど、
「尚美ちゃんがしっかり見送らないと、容三さんが 気になって
 みんなと一緒に天に行けず、ふらふらさ迷う事になるよ!!」
  と言われ、気持ちを落ち着けたら、最後は笑顔が出ました。 

そして 昨日の朝、部屋をほうきで掃き出し、わらで編んだ舟に、
お供え物を 乗せて、川に流しました。 はぎのおはしもつけて流します。
  






   
流れていく舟を見ながら、何か私自身 また新たな力が出てくるのを 感じました。   

容三さん、ありがとう! ! 
今回、たくさんのお土産を持ってきてくれ、私に そして周りの方達に 
与えてくれたよね!!    

またこれからもみんなの事、見守っていて下さい。







0 件のコメント: